認知症対応型通所介護事業所について
皆さん、こんにちは!
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今日は、認知専門の通所介護である認知症対応型通所介
護について勉強していきたいと思います。
認知症対応型通所介護(認知症デイサービス)とは
れます。
認知症の高齢者に専門的なケアを提供する通称介護サー
ビスです。
利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ること
ができる
ようサポートします。
定 員
1日12名以下
利用対象者
認知症対応型通所介護を利用できる対象者は次の3点を
みたす高齢者です。
・事業所が所在する地域の住民であること
・要介護認定(要支援1~要介護5)を受けていること
・認知症と診断されていること
地域密着型サービスであることから、原則として事業所
がある市区町村に住んでいる(住民票がある)認知症高
齢者に限られています。
認知症対応型通所介護の種類
認知症対応型通所介護は次の3つのタイプに分かれます。
単独型
・介護福祉施設などに併設されずに単独で運営されている
・利用定員12人以下
併設型
・介護福祉施設などに併設されている事業所
・利用定員は12人以下
共用型
・グループホームや特定施設の居間や食堂などの一部を使
って実施され、それらの施設の利用者らと共にサービスが
提供される
・地域密着型介護福祉施設などの場合:
各事業所ごとに1日あたり3人以下
ユニット型地域密着型介護老人福祉施設の場合:
ユニットごとに入居者との合計が12人以下
(※半日しか利用しない者がいる場合、1日の利用人数が3人
を超えても可)
認知症対応型通所介護のサービス内容
認知症対応型通所介護で提唱されるサービスは、
・食事(昼食)
・入浴
・レクリエーション
・機能訓練
・口腔ケア
・自宅までの送迎
などです。
職員が午前中に利用者の自宅まで車で迎えにいき、施設で
昼食や入浴をします。
1日の利用時間は日中の4~7時間程度。
機能訓練や口腔ケアをしたり、レクリエーションや職員、
利用者同士のお喋りを楽しみ、夕方頃に帰宅するという
流れです。
帰りも利用者の自宅まで車で送り届けます。
これらは一般的なデイサービスと大きな違いはありません。
ただ利用者が認知症高齢者に限られていることや、認知
症ケア専門士や認知症介護実践リーダー等による専門的な
サービス提供をされているケースがみられます。
認知症対応型通所介護の仕事内容
仕事内容は、一般的なデイサービスと大きくは違いません。
基本的な介護業務が中心となります。
・自宅-施設間の送迎
・食事介助
・入浴介助
・その他の身体介護(排泄介助や移動介助など)
・レクリエーション
・機能訓練の補助
・記録作成
・施設内の環境整備
などが主な業務内容です。
また送迎時には利用者のご家族と積極的にコミュニケー
ションをとり、自宅での過ごし方をヒアリングしたり、
施設での様子を共有します。
なお、通所介護のため基本的には日勤で、夜勤はありません。
人員基準
認知症対応型通所介護の人員配置基準は以下の通りです。
共用型は異なるため、別途記載しています。
<単独型・共用型>
管理者:常勤専従
生活相談員:専従で1人以上
看護師もしくは准看護師、または介護職員:専従で2人
以上
機能訓練指導員:1人以上
生活相談員、看護・介護職員のうち、1人以上は常勤で
あること
<共用型>
従業員:共用される事業所ごとに規定されている人員
基準以上の人数を満たすこと。(共用事業所の利用者
数+認知症対応型通所介護の利用者数)
管理者:常勤専従
なお、生活相談員、看護職員及び機能訓練指導員は必須
ではありません。
認知症対応型通所介護の職員に必要な資格・経験
認知症対応型通所介護で働くために必要な資格や経験はあ
るのでしょうか?職種ごとにみていきましょう。
◆管理者
管理業務を行うために必要な知識を有し、サービス提供に
必要な知識や経験があること、とされています。
また、厚生労働大臣が定める研修の
・ 認知症対応型サービス事業管理者研修
・ 認知症介護実践者研修または基礎課程研修
を修了していることが条件になります。
◆生活相談員
・社会福祉主事、社会福祉士、精神保健福祉士
・介護福祉士
・介護支援専門員
上記のいずれかの資格要件を満たす者とされています。
◆機能訓練指導員
・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士
・看護師もしくは准看護師
・柔道整復師
・あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師
上記いずれかの資格が必要となります。
◆介護職員(看護職員)
看護職員は看護師(准看護師)資格が必須です。
介護職員は無資格未経験でも勤務可能。
また認知症介護に携わった経験や、認知症ケアに関する
資格を持っている方は歓迎される傾向にあります。
なお、通所介護は利用者宅ー施設間の送迎があるため、
どの職種であっても普通自動車運転免許が必須とされる{
傾向にあります。
認知症が対応型通所介護について勉強しました。
これからますます認知症の方も増え、認知症対応型通所
介護の重要性も増してくることが想定されています。
しかし、認知症対応のスペシャリストになるためには、
様々な経験や勉強も必要です。
今後のキャリアアップの選択肢の1つに認知症対応型通
所介護を検討してみてはいかがでしょうか?
その際は、是非
岡山介護・看護求人サーチにご相談ください!
あなたと一緒に最適な選択を検討させていただきます!